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公募推薦・一般入試で産近甲龍・摂神追桃に届くために、高1・高2で学力をどう作るか

こんにちは。プラウ経験型教育塾です。

淀川区・西淀川区・大正区の教室で高校生と話していると、この時期よく出てくるのがこんな相談です。

「産近甲龍か、摂神追桃か、甲南女子大か。このあたりを普通に受験して受かりたいけれど、今の学力で届くのか分からない」
「公募推薦と一般入試、何が違うのか。評定が低いと公募は無理なのか」
「英語が苦手で、模試の偏差値は40台。高1・高2の今、何からやればいいか」

今回は、関西の中堅私立大学に公募推薦・一般入試で届くために、高1・高2のうちに学力をどう作るかを、できるだけ具体的に書きます。


まず結論:中堅私大の入試は「学力試験」で決まる。科目数は方式で2〜3科目

産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)、摂神追桃(摂南大学・神戸学院大学・追手門学院大学・桃山学院大学)、甲南女子大学、大和大学、大阪経済大学といった大学の入試は、公募推薦(11〜12月)も一般入試(1〜2月)も、当日の学力試験の点数で決まる部分が大きい入試です。

「推薦」という言葉から、評定が高くないと受けられない・面接や小論文が中心、と思われがちですが、関西の中堅私大の公募推薦は、学力試験を課し、評定の出願基準を設けていない大学が多いのが実際です。

科目数は大学と方式によって違います。各大学の公式要項で確認できた範囲では、

  • 公募推薦:2科目型が中心(英語+国語または数学、理系は英語+数学または理科)。3科目で判定する型を持つ大学もあります
  • 一般入試:3科目型が中心(英語+国語+選択科目、理系は英語+数学+理科)。2科目型を併設している大学が多い

つまり、高1・高2でやることは、英語を軸に、国語・数学・理科・社会のうち志望校の方式で使う科目を、入試レベルまで作ることです。


大学ごとの科目数と方式(各大学の公式要項で確認・2026年9月時点)

大学 公募推薦:科目数と方式 公募推薦:調査書(評定)の扱い 一般入試:科目数と方式
近畿大学(2027年度) 2教科2科目:英語100点+国語または数学100点(理系は英語+数学または理科)。11〜12月、併願可 得点化しない(短期大学部を除く)。出願時に事前課題の小論文を提出するが得点化しない。評定平均の基準なし 前期A日程は3教科3科目(文系:英語+国語+地歴公民または数学、理系:英語+数学+理科、各100点)
甲南大学(2026年度) 2科目:英語100点+国語または数学100点(国語評価/数学評価)。マーク式、面接なし、併願可 調査書を得点化(学習成績の状況×10=50点)+志望理由書・自己推薦書15点。成績の出願基準なし 前期日程は3教科、中期日程は2教科
龍谷大学(2026年度) 2教科型:文系は英語+国語、理系は英語+数学または理科。スタンダード/2科目/高得点科目重視/英語重視/英語資格試験利用の5方式。併願可、1日最大6出願 スタンダード方式のみ調査書を得点化(学習成績の状況×10=50点)。他の方式は得点化しない。出願に調査書の基準なし 前期スタンダード方式は3科目(英語100+国語100+選択100。理系は英語+数学または国語+理科)。高得点科目重視方式・英語重視方式も3科目の受験が必要
京都産業大学(2027年度) 基礎考査2科目(英語100点+国語または数学100点=200点)。「情報プラス型」は情報を加えた3科目で判定。併願可 総合評価型:調査書を得点化(学習成績の状況×20=100点)+資格・部活動。基礎評価型:基礎考査と出願書類のみ 前期はスタンダード型に3科目型と2科目型、加えて高得点科目重視型(スタンダード型への出願が必須)
摂南大学(2026年度) 適性検査2科目、各100点。併願可(同一日で複数学部) 総合評価型:高校成績点(学習成績の状況×10=50点)+諸活動・資格点(最大25点)を加点。基礎評価型:調査書を得点換算しない 前期A・B日程は3科目型と2科目型、中期・後期は2科目型。均等配点方式と高得点科目重視方式
追手門学院大学(2026年度) 2教科:2教科総合評価型/2教科基礎評価型(教科試験200点+書類審査50点)。併願可 総合評価型は調査書を評価に含める。基礎評価型は含めない 前期に3教科型・2教科型・英数型、後期に2教科型・英数型
甲南女子大学(2027年度) 国語+英語の2科目が必須(各200点)。S日程は数学・日本史・世界史等から1科目を加えた3科目受験も可 調査書を得点化(学習成績の状況×10=50点)。評定の出願基準の記載なし 2教科または3教科で受験可

※ 神戸学院大学・桃山学院大学は公式要項を確認してから面談でお伝えします。
※ 方式・配点・日程は毎年変わります。出願前に必ず志望大学の最新の入試要項で確認してください。プラウの面談では最新要項を一緒に読みます。

この表から分かるのは、公募推薦は2科目の学力試験、一般入試は3科目型が中心で2科目型もある、ということです。評定が低くても学力試験で取れれば合格できる方式が、ほとんどの大学にあります。逆に評定が高い生徒は調査書を加点する方式を選べばよい。どちらにしても、当日の学力試験で点を取る力が中心です。


高1・高2で学力をどう作るか

英語:単語と文法を高1から毎日

公募推薦でも一般入試でも、ほぼ必須になるのが英語です。中堅私大の英語は、難しい単語より「基本の単語・文法を正確に、時間内に処理する力」で差がつきます。高1から単語帳を1冊決めて毎日回す。文法は高校の定期テスト範囲をそのつど固める。高2の終わりまでに単語帳1冊と文法1冊を終えていれば、高3で長文演習に入れます。

2科目目・3科目目:志望校の方式に合わせて決める

文系なら国語(現代文・古文)と、3科目型なら地歴公民または数学。理系なら数学と理科。どの科目で受けるかは、志望大学の方式(2科目型か3科目型か、選択科目に何があるか)と本人の得意・不得意を見て、高2のうちに決めます。国語は「読み方」を高1・高2で身につけておくと高3で伸びます。数学は高1のⅠ・Aでつまずくと立て直しに時間がかかるので、定期テストごとに典型問題を確実に解けるようにしておきます。理科・社会は、定期テストで用語と流れを押さえておけば、高3の入試演習にそのままつながります。

定期テストを「入試の基礎固め」として使う

定期テストは範囲が決まっていて、学校の問題集から出ることが多い。ここで各科目の基礎を毎回固めていくのが、一番効率のよい入試対策です。結果として評定も積み上がり、指定校推薦や調査書を加点する方式で使える数字になります。評定は目的ではなく、基礎を固めた結果としてついてくるもの、という順番です。

模試で「今の位置」を確認する

高2から模試を受け、志望大学との距離を数字で見ます。プラウでは模試の結果を面談で一緒に読み、次に何をやるかを決めます。


指定校推薦という道もある(ただし道の一つ)

高校によっては、産近甲龍・摂神追桃・甲南女子大などの指定校推薦枠を持っています。校内選考(主に評定平均)で選ばれればほぼ合格します。どの大学の枠があるかは高校ごとに違い、進路指導室で確認できます。

ただし、枠のある高校・大学・学部は限られ、選ばれるかどうかは高3の夏まで分かりません。指定校を第一の作戦にすると、外れたときに学力が足りないということが起きます。プラウでは、指定校は「学力を作りながら、枠があれば使う」道の一つとして位置づけています。


高1・高2・高3、それぞれの時期にやること

高1:英語・数学の基礎を定期テストごとに固める

高校の授業は中学より速く、最初の定期テストで差がつきます。通っている高校の教材に合わせて、テスト前の進め方を生徒ごとに組みます。英語の単語は今日から。

高2:受験科目と方式を決め、入試レベルの演習に入る

高2のうちに、志望学部と「2科目型か3科目型か、どの科目で受けるか」を決めます。単語帳・文法を終え、入試問題の形式に触れ始めます。いつから入試演習に移るかは、模試と定期テストを見て生徒ごとに判断します。オープンキャンパスに行くのもこの時期です。プラウでは同行することもあります。

高3:公募推薦と一般入試を組み合わせて受ける

秋から過去問形式の演習。11〜12月の公募推薦で合格を1つ確保し、1〜2月の一般入試でさらに上を狙う。この組み合わせが、中堅私大を目指す生徒の基本形です。


プラウの高校生はどう進んでいるか

プラウには、刀根山高校、大阪高校、浪速高校、金光大阪高校、常翔学園高校、好文学園女子高校、旭高校、港高校など、地域の公立・私立高校から高校生が通っています。上位進学校ではない高校からのスタートがほとんどで、面談に来る高校生の多くは、定期テストが平均点前後のところから始めています。

これまでの大学合格実績の一部です(合格実績)。

一般入試:関西大学、関西学院大学、立命館大学、甲南大学、龍谷大学、近畿大学、追手門学院大学、大和大学、大手前大学、関西外国語大学、佛教大学、大阪教育大学、岐阜薬科大学 など
公募推薦:近畿大学、京都産業大学、摂南大学、甲南女子大学、追手門学院大学、大阪経済大学、大阪産業大学、大阪電気通信大学、武庫川女子大学、大和大学、阪南大学、大阪学院大学 など


今の成績表と模試を持って、一度相談してください

「うちの子の今の学力で、どの大学・どの方式が現実的か」
「高1・高2の今から、何をどの順番でやればいいか」

この2つは、成績表・模試と志望の方向が分かれば、面談でかなり具体的にお答えできます。
高校生コースの内容と料金は高校生コースのページにまとめています。

>>高校生の学力づくり・受験方式について相談する(無料体験授業のお申し込みも)

関連記事:【2027年度入試から】総合型・学校推薦型で面接が原則必須に。何が変わり、何が変わらないか

各大学の入試方式は、近畿大学・京都産業大学・甲南女子大学は2027年度、甲南大学・龍谷大学・摂南大学・追手門学院大学は2026年度の公式要項・入試ガイドを2026年9月2日に確認したものです。

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