高知県で開催された「Heart for kids 春休み合宿」に、私たちプラウ塾は教育ベンチャーとして2日間だけ参加してきました。
そこには、ただの“勉強”を超えた、子どもたちの変化と成長のドラマがありました。

少しの関わりが、未来のきっかけになる
この春、6日間にわたって高知県で開催された【Heart for kids/春休み合宿:桜】。
この合宿は、不登校や生きづらさを感じている子どもたちが、自分らしく過ごしながら、チャレンジするきっかけを得られることを目的とした取り組みです。
私たちプラウ塾は、そのうち3日目・4日目の2日間に参加しました。
短い時間ではありましたが、子どもたちの“変わる力”と“学びの芽生え”を間近で感じる貴重な機会となりました。
子どもたちからの「おもてなし」から始まった交流
施設に到着して驚いたのは、なんと子どもたち自身が夕食を用意してくれていたこと!

- 高知名物・分厚いカツオのたたき
- 酢豚
- お味噌汁
- しらす
- デザートにはガトーショコラ!
「ありがとう」「すごい!」と声をかけ合いながら、自然と会話が生まれ、ご飯を囲むだけで心の距離が縮まっていくのを感じました。
早朝5:30起床から始まる、心を動かす一日
翌日は早朝5:30に起床し、地元の朝礼に参加。
経営者の方の熱いスピーチに「誰かのために動くことの意味」を改めて考えさせられました。
その後の午前中は「割合」をテーマにした数学の授業。
「なんでこうなるの?」「ここが分からへん!」と質問が飛び交い、子どもたちの集中力がどんどん高まっていく様子が印象的でした。
自然の中で、遊びと学びがつながる
お昼には差し入れの豚肉で作ったカツ丼をいただき、午後からは自然探検へ!

洞窟を見つけて興奮する子、珍しい生き物に夢中になる子…自分の“好き”を自由に追いかける時間に、子どもたちは本当にいい表情を見せてくれました。
英語の授業、そして突然の「海に行きたい!」
午後の授業は英語。
「Apple(アッポー?)」という発音から笑いが起きつつも、英語のあいさつや簡単な文法にチャレンジ。
「話せた!」の感動が自然と笑顔につながる、そんな時間でした。
そして突然、「海に行きたい!」の声があがり、浜辺へ直行!

牡蠣を拾う子、釣りに挑戦する子、走り回る子——それぞれの楽しみ方で思いきり過ごしていました。
夜は「おにぎり屋さん」体験? 具材研究会が開催!
夜ごはんは、将来的に開店予定の「おにぎり屋さん」のための試食会!
「どの具材が一番おいしいか?」を子どもも大人も本気で研究しました。
結果、人気No.1は卵黄!
味を比べながら笑い合い、「自分の意見を伝える」「相手の意見を受け入れる」という学びも自然と育まれていました。
「変われる」って、こういうこと。
2日間という短い関わりのなかで、私たちはたくさんの気づきを得ました。
- 感情のコントロールが難しい子が、少しずつ想いを言葉にできるようになった
- 自分を出すのが怖かった子が、「ぼくはこう思う」と声を出せるようになった
安心できる環境とあたたかい大人の関わりがあることで、子どもたちはちゃんと変われる——それを実感した2日間でした。
教室の中でも外でも、子どもたちの“きっかけ”をつくりたい
私たちの塾では、学力向上だけでなく「生きる力」や「関わる力」も育む教育を大切にしています。
子どもたちが安心して自分を表現できる場を、教室の中でも、外でも広げていきたい。
今回の合宿は、その想いを再確認する機会となりました。
📩 ご興味のある保護者さまへ
「うちの子も、こんな体験をさせてあげたい」
そう思っていただけたなら、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。